【横浜M】新プロジェクト「公式ガールズアドバイザリー」スタート…女性ファン拡大目指し

スポーツ報知
横浜M「公式ガールズアドバイザリー」のメンバーと応援番組のMCを担当する小山愛理(前列左から4人目)

 横浜Mは19日、女性ファン拡大を目的とした新プロジェクト「公式ガールズアドバイザリー」をスタート。長崎戦開始前には、メンバーが初めて顔を合わせ、第1回のミーティングを実施。今後も女性目線で話し合いを重ね、今季中にホームゲームイベントやグッズなど新たなサービスの企画・開発を目指していく。

 横浜Mのサポーターは、約4割は女性。この比率はJクラブの中でもトップを誇るが、古川宏一郎社長(42)は「まだまだ足りない。どうやったらもっと女性ファンに足を運んでもらえるか。ここで生まれたアイデアをどんどん形にしていきたい」と意気込む。

 70人の応募から選ばれた「公式ガールズアドバイザー」は16人。年齢層は20代から50代に渡り、出身地もバラバラだが、共通していることは、「女性」と「マリノス愛」。福島県から毎試合ホームゲームの観戦に訪れているという丹治麻衣子さんは「この活動でより多くの女性にマリノスを魅力的に感じてもらえるようになって欲しい。普段感じていることを生かして何か新しい提案ができれば」と話す。

 企画の責任者である横浜マリノス株式会社マーケティング本部コミュニケーション戦略課の小坂智(とも)課長は「ファンの声は宝物」と語り、「どういったきっかけでファンになってもらえるかは人それぞれ。このメンバーの思いを聞いて集約して、今季中に何かしらの形にしたい。SNSなど発信の仕方も工夫していきたい」。スタジムの立地やトリコロールのクラブカラーなどから、“オシャレ”なイメージが強いマリノス。さらに女性ファンを虜にするプロジェクトに期待が高まる。

サッカー

×