【仙台】阿部拓馬が9戦ぶり先発へ…鹿島の日本代表DFコンビ打ち破る

スポーツ報知
前線へボールを運ぶ阿部

 J1ベガルタ仙台FW阿部拓馬(30)が、20日のアウェー・鹿島戦(14時、カシマ)で9戦ぶりに先発することが濃厚となった。チームは19日、仙台市・泉サッカー場で最終調整を行った。

 4月7日の浦和戦で左太もも裏の肉離れで戦列を離れていた阿部は、実戦形式の練習で主力組の2トップの右でプレーした。「ペナルティーエリア、バイタルエリアに入ってボールを引き出すこと、最後のゴールを決める部分で(他の選手との)違いを出したい」と復帰戦でのゴールに意欲を見せた。

 鹿島は日本代表のセンターバックコンビのDF昌子源(25)、DF植田直通(23)がゴール前に立ちふさがる。渡辺晋監督(44)は「鹿島の強力なDFに対し、阿部の技術とフィジカルで打開できるという期待を持っている」と期待。阿部が“日本の壁”をぶち抜く。(小林 泰斗)

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