神戸入り合意のイニエスタが“東京ドームデビュー”夢プラン…24日楽天・オリ戦で始球式

スポーツ報知

 今季限りでスペイン1部バルセロナを退団し、J1神戸への入団が合意した同国代表MFアンドレス・イニエスタ(34)が、“東京Dデビュー”する夢プランがあることが19日、分かった。同じ親会社であるプロ野球、楽天の主催試合が行われる24日のオリックス戦(東京D)で、始球式を務める可能性が急浮上した。

 最高のお披露目の舞台が用意されることになるかもしれない。イニエスタはバルセロナでの最終戦となる20日(日本時間21日)のRソシエダード戦後に来日予定。来日日程は未定だが、24日は楽天が、今年唯一の東京Dでの主催試合を行う。東京に本社を置く楽天にとって、社員が応援できる数少ない機会。今季も「楽天スーパーナイター」と銘打たれ、ユニホームも配布される。昨季の東京D主催試合ではチーム史上最多となる4万5211人を動員。三木谷オーナーも例年、視察に訪れる一大イベントだ。

 チーム関係者は「ポドルスキもやりましたしね。たくさんの人にお目見えできるのでね」とプランの実現を期待する。昨年、神戸に加入した元ドイツ代表FWポドルスキは、仙台とのプレシーズンマッチ(ユアスタ)前に本拠地・コボパークでファーストピッチセレモニー(始球式前の投球イベント)に参加。欧州で野球はメジャーではないが、ポドルスキは「初めての野球のスタジアムはすごく感動し興奮した」と感銘を受けていた。

 W杯直前とあって、本人の意向を尊重して最終決定されることになる。サッカー界のビッグネームが“登板”となれば、東京Dに来場する野球ファンも興奮の渦に巻き込まれるはずだ。

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