【札幌】小野、6・6天皇杯で復帰「オフもあるので大丈夫」

スポーツ報知
ヒールパスを出すMF小野(中央)

 2か月ぶりのピッチへ、J1北海道コンサドーレ札幌MF小野伸二(38)が歩みを加速させていく。5日間のオフが明けた札幌は26日、白旗山競技場で練習を再開した。左足首痛から19日に復帰した小野は、この日も順調にフルメニューを消化。「天皇杯に出られるようにやっていきたい」と、次なる目標を6月6日の同杯(札幌厚別、対戦相手は27日決定)に定めた。

 4月4日のルヴァン杯・清水戦を最後に、戦列を離れた。左足首は過去に手術を受けている箇所。一時は再度メスを入れる事も検討されたが、保存療法を選択した。「まだ痛みは少しある。完璧ではない」と26日にも口にした小野だったが、「天皇杯までの間にはオフもあるので大丈夫」と復帰日を明確に定め、そこに向けて階段を上っていく。

 この日までは軽めのメニューが続いたが、29日からは対人練習などにも加わり、ピッチを上げていく予定でいる。戦列を離れている間、好調なチーム状況に「最高だよ」と小野は仲間への賛辞を惜しむことはなかった。プレーできないもどかしさは一切出さず、目指してきた復帰の時。まずは6月6日に健在ぶりを発揮し、リーグ戦での更なる躍進へ一助となっていく。(砂田 秀人)

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