【仙台】蜂須賀、連係深まり迫力アップ

スポーツ報知
鋭いクロスを供給する蜂須賀

 J1ベガルタ仙台は30日、ルヴァン杯プレーオフステージ(PS)のアウェー・湘南戦(6月2日)に向けて、仙台市・紫山サッカー場で調整。右ウィングバックのDF蜂須賀孝治(27)が、攻撃の連係の深まりに手応えを示した。

 攻撃の厚みが増してきた。蜂須賀は「監督のサッカーは熟成してきていると思う。自分たちもぶれずに信じてやっていきたい。これからも楽しみ」。開幕当初はクロス攻撃で終わる場面も多かったが、現在はクロスだけでなく、中央や別のスペースを使う判断力や連係が向上。この日も素早い連係の反復練習に取り組み、束になって攻め込むプレーの迫力が増してきた。

 昨季最終節のアウェー・甲府戦の、ウォーミングアップ中に右膝半月板を負傷した背番号4。今季は開幕から出遅れたが、「(現在は)ケガしていなかったかのような動きはできている」。リーグ戦は10試合出場(8先発)で1ゴール2アシスト。主力の一人として、PSでも得意のクロスとドリブルで敵陣に切り込む。(小林 泰斗)

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