【山形】中村駿2戦連発へ、南と好連係

スポーツ報知
ミニゲームで鋭いドリブルを見せた南

 J2モンテディオ山形は30日、アウェー・岡山戦(6月2日午後7時)に備え、山形・天童市内で練習を実施。MF南秀仁(25)とMF中村駿(24)の好連係が目を引いた。

 南がドリブルで起点を作り、中村駿は正確なパスを見せた。27日の金沢戦(2〇1)では0―1から同点ゴールを挙げた中村駿。南は山形での初得点となる決勝の2点目を決めた。前節のヒーローたちのホットラインが“成熟”してきた。

 「(南)秀仁とは、練習から良いイメージを共有できている」と中村駿は南に信頼を寄せた。これまで、山形はセットプレー、個人技などの得点が多かったが、中村駿の同点弾は、南との連係で相手陣形を崩して決めたゴールだ。「秀仁からいいボールが前に入ってくる」と背番号17が話せば、アシストした南は「点を取るためには連係が必要。練習で意識して、精度を上げていく」と、より強固な攻撃ラインを目指している。

 岡山戦に向け、「ゴールやアシストをして、チャンスを作る」と南。中村駿は「2戦連続を意識して、攻撃を淡泊に終わらせずに勝ちたい」と、コンビネーションでの2戦連弾と今季2度目の連勝を両取りする。(海老田 悦秀)

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