【札幌】現役Ｊリーガー異例「都倉ワイン」ができる！？イニエスタに闘志

　Ｊ１北海道コンサドーレ札幌ＦＷ都倉賢（３１）のワインができる。仁木町のワイナリー「金田農ｅｎ」と協力し、自身のレーベル入りワイン製作の準備を進めていることを２日、明かした。今秋取れるブドウを使ってのワイン誕生に向け、１日も会合を行い、今月中には現地を訪問する予定。「どうせやるなら、いい物を、と思っているので。久々にサッカー以外のことでワクワクしている。色々と模索しながらやっていきたい」と新たな試みへ、意欲を示した。

　先月、神戸加入が決まっているスペイン代表ＭＦイニエスタのワインを同地で飲んだ。その際、「俺も、北海道でワイナリー持ちたい。イニエスタに負けられない」などとツイート。そこからブドウ栽培を経て今年から仕込みを開始する同ワイナリーの所有者が、昨季まで札幌に所属した岡山ＧＫ金山の、高校時代の後輩という縁もあり、話が進み出した。

　「お酒では一番ワインが好き」と公言し、休日には札幌市内のワイナリーを訪れるなど、都倉自身、ワインには強いこだわりを持つ。「将来的には、自分の畑を持つことも視野に入れている」。イニエスタやアルゼンチン代表ＦＷメッシが自身のワインを出しているが、現役Ｊリーガーでは極めて異例だ。「都倉ワイン」作りにも、サッカー同様、全力で取り組む。（砂田　秀人）