【札幌】ペトロヴィッチ監督、格下JFL相手にも「足元をすくわれないように」

スポーツ報知
選手に指示を出すペトロヴィッチ監督(右から2人目)

 J1北海道コンサドーレ札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ監督(60)が、天皇杯取りを目標に掲げた。5月20日のリーグ戦・神戸戦後、オフを利用してオーストリアに帰国していたペトロヴィッチ監督が3日、札幌・宮の沢で行われた練習に合流。「家族といい時間を過ごせて、いい休みになった」と笑顔を見せた指揮官は、6日に控える天皇杯初戦へ「勝ち上がることが全て」と必勝を期した。

 油断はない。対戦するのはJFLのMIOびわこ滋賀と格下だが、「相手は非常に高いモチベーションで来る。足元をすくわれないようにしっかり戦うことが大事」と表情を引き締めた。昨年の天皇杯は、初戦で当時福島県リーグのいわきFCに2―5で敗れた。ホーム札幌厚別で2年連続の屈辱を味わう訳にはいかない。慢心はせず、タイトル獲得への道はつなぐ。(砂田 秀人)

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