【札幌】石川、先月誕生の次男に白星プレゼント
スポーツ報知
Ｊ１北海道コンサドーレ札幌ＤＦ石川直樹（３２）が、次男誕生を勝利で自ら祝う。札幌は６日、天皇杯２回戦のＪＦＬのＭＩＯびわこ滋賀戦に臨む。５月２７日に２人目の男児が生まれた石川は、同杯での２年ぶり白星へ向け「相手はモチベーション高く来ると思うが、それをどれだけはね返せるか。粘り強く戦って、結果を求めたい」と意を強くした。
リーグ再開となる７月１８日の川崎戦からの２試合では、開幕から３バックの中央を務めて来たＤＦ金が出場停止になる。事態を想定し、滋賀戦では同位置に石川の起用が有力視されていたが、５日にＭＦ駒井が体調不良を訴え、札幌厚別での練習を休んだため、左サイドハーフに入ることが濃厚となった。持ち味の守備力に加え「シンプルに起点となれるよう、クロスの部分などしっかりやりたい」。攻撃面でも勝利へと導く仕事をして祝勝の一戦とする。
今季はリーグ戦１５試合中１０試合に出場も、先発は３試合にとどまっている。今後の躍進につなげるためにも、どんな戦いであっても無駄にはしない。「立場的に毎日アピールしなければいけないから」。定位置奪取のきっかけとすべく、格下相手にも、石川が全力でぶつかっていく。（砂田 秀人）
