【なでしこL】マイナビ仙台、5発で7戦ぶり勝利 千葉監督「選手は能力を100%発揮した」

スポーツ報知
チーム3点目となるゴールを左足で決めた浜田(右)

◆女子サッカー プレナスなでしこリーグカップ1部第5節 ▽B組 マイナビ仙台5―1ノジマステラ神奈川相模原(9日、福島・いわきグリーンフィールド)

 マイナビベガルタ仙台レディースは予選B組でノジマステラ神奈川相模原に5―1で大勝しB組2位に浮上。同杯は10チームが2組(1組5チーム)に分かれ、2回戦総当たり方式で予選リーグが行われる。各組の首位2チームが決勝(7月21日午後7時、味の素フィールド西が丘)で対戦する。

 マイナビ仙台が堅守速攻で序盤からゴールに迫った。前半15分にFW浜田遥(25)が右サイドからのパスを押し込み先制。前半19分はMF北原佳奈(29)が追加点、前半24分にも浜田がクロスを左足で合わせて3点目を挙げた。チームは後半は2点加えて5―1で圧勝。2シーズンぶりに監督復帰した千葉泰伸監督(47)は「選手は能力を100%発揮した」と公式戦7戦ぶりの勝利に胸を張った。

 5日、成績不振で越後和男監督(52)が辞任し、強化部長の千葉氏が監督を兼任。準備期間はわずか4日だったが、〈1〉激しく戦い、走り勝つ〈2〉コンパクトに守る〈3〉スピードをいかした攻撃、の3本柱で戦う姿勢を意識付け、各選手ごとにゲキを飛ばした。

 FW安本紗和子主将(27)は「みんなが『やってやるんだ』と変わっていった」と明かした。千葉監督は「チームに走りきる体力を付ける。一戦一戦前に進むしかない」と3本柱を研ぎ澄ましていく。(海老田 悦秀)

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