【仙台】U21日本代表・板倉&椎橋がチーム合流

スポーツ報知
ポゼッショントレーニングをする板倉(左)と椎橋

 J1ベガルタ仙台は10日間のオフを終えて20日、練習を再開した。U―21日本代表として5月23日から6月9日までトゥーロン国際大会への活動に参加していたDF板倉滉(21)とMF椎橋慧也(20)が練習に合流。仙台市・泉サッカー場で走り込みを中心に約2時間汗を流した。

 並んでランニングをする板倉と椎橋の充実した表情がピッチで輝いていた。板倉は「個の力で状況を打開することやボールを奪い切る力に差を感じた。世界で活躍するためにもっと自分の良さを出したい」と再スタートを切った。

 同大会では予選C組で1勝1分け1敗の3位で決勝トーナメントに進出できなかった。7、8位決定戦ではトーゴに1―0で勝利し結果は7位。全4試合に出場した板倉は「結果にこだわってやっていたので悔しかった」と振り返り、2試合出場の椎橋は「ボールを持たれた時のすごさを感じた。(練習を)もっと積み上げていかないといけない」と刺激を受けた。

 リーグ戦中断期間、チームはフィジカルの徹底強化を掲げた。「乗り越えて強くなったベガルタを見てもらえるようにしたい」と板倉。東京五輪、4年後のW杯も目指して、走って走って走りまくる。(小林 泰斗)

サッカー

×