【清水】監督不在の再始動!…ヨンソン監督、家庭の事情で離脱、篠田コーチが指揮

スポーツ報知
笑顔で練習の指揮を執る篠田コーチ

 J1清水エスパルスは24日、17日ぶりに練習を再開した。ヤン・ヨンソン監督(58)が家庭の事情で不在という異例の状況で、篠田善之コーチ(47)が指揮を執って約90分間トレーニングした。

 J1最長16日間のオフ明け。スタンドを埋めたサポーターに見守られながらフィジカル中心のメニューをこなした。篠田コーチは「この3日間はまず体を起こす。(28日からの御殿場)キャンプにスムーズに入れるようにしたい」と説明した。

 合宿中は初日以外2部練習を予定し、最終日の7月4日に浦和などと練習試合を行う。「休んだ分、一日一日を濃くやらないと」とMF金子。21日に20歳の誕生日を迎えたDF立田も「人一倍やらないといけない」と自覚を口にした。

 チームは7月11日に天皇杯・甲府戦、同18日にリーグ再開・C大阪戦を迎える。「切り替え、状況判断のスピードは練習で意識させていきたい」と篠田コーチ。再び始まる戦いへ無駄にできる時間はない。(武藤 瑞基)

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