【富山】安達監督、師弟対決にメラメラ 市船時代の恩師布監督に「恩返し」
スポーツ報知
J3カターレ富山は1日、敵地で群馬と対戦する(午後7時、正田スタ)。イレブンは30日、富山市内で最終調整を行った。
安達亮監督(48)にとって、群馬・布啓一郎監督(57)は、千葉・市船橋高時代の恩師。師弟対決となる一戦へ「いつかこういう日が来るとは思っていた。試合に勝つことが一番の恩返し」と闘志を燃やした。
市船橋高では、主将を務めた3年時の1987年、布監督の下で全国高校総体初優勝を飾った。高校時代に学んだことを聞かれると、「ひと言で言えば『なせば成る』ということ。当時の市船は(実績が)何もなかったけど、どこよりも厳しい練習をしたし、練習の質が良かった。布さんの努力、サッカーを見る目があったと思う」と振り返った。
群馬戦では安達監督就任後、初の連敗阻止もかかる。「今週は個人の守備の力を上げるためにハードに(練習を)やった」と指揮官。堅守からリズムを作り、恩師をあっと言わせる。(竹内 竜也)