ケルン大迫、W杯意識せず「今」に集中

スポーツ報知
リーグ中断期間を利用して帰国した大迫勇也

 日本代表FW大迫勇也(27)=ケルン=が21日、ドイツ1部のリーグ中断期間を利用し、成田空港着の航空機で帰国した。肺炎で復帰は来年1月中旬頃とされていたが、チーム始動日の同1月2日に合流できる見込み。あえてロシアW杯を意識せずに成長することを誓った。

 大迫が自己流でロシアW杯を目指す。「正直、W杯、W杯とだけ言っていても成長にはつながらない」とし、「自分が今、置かれている立場でどれだけ踏ん張って頑張れるかが成長につながる。(W杯は)その先にある。まずはチームでしっかりと結果を出すこと」と誓った。12年ロンドン五輪代表を目標に据えて落選。それを機に「大会に出る」という目標を「大会に出て、点を取る」と上を見るようになった。14年ブラジル大会に続き、自身2度目のW杯出場がかかるロシア大会でもそれを実行していく。「しっかりとドイツで自信をつけてW杯に臨めば点を取るチャンスもできる」

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