メツ川島、ホームでフル出場、3―0の勝利に貢献「残留の野望がある」

スポーツ報知

 フランス1部リーグは17日、各地で7試合が行われた。メツの日本代表GK川島永嗣は17日、ホームでのサンテティエンヌ戦に先発しフル出場。3―0の勝利に貢献した。

 雨でピッチが滑り、GKにとっては難しいコンディションとなった。最大の見せ場は、2―0で迎えた前半終了間際だった。スルーパスに相手FWが抜け出し、1対1のピンチ。しかし、日本代表GKは冷静に対応した。相手選手が右足を振り抜いた直後に反応。低く右に跳んで、シュートをはじいた。

 こぼれ球を拾われ、ピンチは終わらない。ボールをつながれ、至近距離からシュートを浴びた。だが、今度は早めに体を投げ出して、コースを消した。ともに冷静な判断が光る好セーブだった。

 リーグ戦では過去3試合で1失点と、堅守が光る。この日は合計4本、枠内をとらえていたシュートを防いで、サポーターから大きな拍手を送られた。「前半をゼロで終えられたのは良かった」と納得の表情。まだ勝ち点15で最下位。苦しい状況が続くが「勝利で自信が生まれている。残留の野望がある」とさらなる快進撃を誓っていた。

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