ドイツ2部デュッセルドルフへ電撃移籍した原口元気、デビュー戦後に明かした移籍の理由

スポーツ報知

◆ドイツ2部第19節 デュッセルドルフ2-1アウエ(24日・デュッセルドルフ)

 ドイツ2部リーグは24日、各地で第19節が行われた。同1部ヘルタから同2部デュッセルドルフに移籍した日本代表FW原口元気は、ホームでのアウエ戦に後半17分から出場。チームは2―1で勝利した。

 同38分にドリブルで相手選手を抜き去ると、サポーターから歓声を浴びる場面も。原口は試合後「1枚、2枚は、はがせるとは思ってたし、そういうプレーはできましたけど、まあなんか(点に)絡みたかったですけどね。でも、少しリハビリは必要というか、やっぱまだ最後息があがってるというか、30分って一番きついけどまあ、徐々に慣れていく、すぐ慣れていくと思いますけど」と語った。自身にとっては18年最初のゲーム。コンディションは、まだ本調子ではないようだ。

 試合後には、移籍を決断した理由も明かした。「監督と『ヘルタではこんな感じだったけど』という話をしたら、ここではもっとゴールに絡んでほしいということは言われたし。それを求めて、それがより伸ばせると思ったからここに来たし、そこの役割をもらえるというのは自分にとって…。監督の熱意もそうだし、自分のやりたいこと、自分のもともと良かった部分を取り戻すためにここへ来た部分もあるんで」。

 14年夏まで在籍していたJ1浦和時代にはドリブル突破からの豪快なミドルなど、個人で局面を打開していた。まず目指すのは、かつての自分を取り戻すことだ。

 「浦和時代だったら、ああいうところからグイグイ行って、ドリブルシュート決めていたんで、そういうプレーが、4、5本決まれば、半年で、自信を持ってW杯に行けると思うし。そこの部分が自分は少しヘルタでは少ないというかね、チャンスとして少なかった部分だったんで、それはこっちでは、ヘルタより多くは、できるかなあ。まあ、楽しかったんで、自分。試合したくて仕方なかったからね、やっぱりサッカー好きなんだなあって思っていたし、楽しかったです」。 チームはドイツ2部で首位を走る。デビュー戦で勝利に貢献した原口が、これからどんなプレーを見せてくれるだろうか。

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