ガラタサライ長友、フル出場デビュー&第1子男児誕生

スポーツ報知

◆トルコ1部リーグ第20節 シワシスポル1―1ガラタサライ(4日・シワス)

 1月31日にイタリア1部インテルからトルコ1部ガラタサライへ期限付き移籍した日本代表DF長友佑都(31)は4日、シワススポル戦でデビューしフル出場。試合は1―2で敗れたが、リーグ戦では昨年11月以来3か月ぶりに先発出場を果たした。一夜明けた5日には、自身のインスタグラムで第1子の男児が誕生したことを明かした。

 移籍発表から4日後、長友が新天地でデビューを果たした。GKへのバックパスからCKを与え先制点を献上するなど連携面での課題も見えたが、豊富な運動量は健在。「W杯のことを考えて決断した。インテルを離れたことに後悔もないし、このクラブに来られてうれしい」と前を向いた。

 2011年から在籍した古巣では直近のリーグ戦10試合で出場15分と出番が激減。ガラタサライからオファーが届くと「トルコの強豪で世界でも有名なチーム。自分も成長できる」と魅力を感じ、6月末までの契約を結んだ。

 イタリアを離れた目的は、自身3度目となるW杯に向け試合に出続けて好調を維持すること。5日には妻で女優の平愛梨(33)がイタリア・ミラノ市内の病院で体重2600グラムの長男を出産したことを発表した。長友は産後にミラノへ戻って母子と対面。自身のインスタグラムで「この感動は一生忘れないでしょう。頑張ってくれた妻への感謝、産んでくれた母への感謝、様々な感謝の想いが溢れています」と夫人との連名で喜びの言葉をつづった。

 アウェーでの試合は、主審の笛が聞こえないほどの歓声やブーイングがこだました。「セリエAも熱いと思っていたが、トルコも負けないくらい熱い。次はホームで、もっとすごい後押しがあると思うので楽しみ」。パパになった喜びを胸に、新天地で復活を期す。

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