本田、メキシコで初2発 W杯へアピール

スポーツ報知

◆メキシコ後期リーグ第14節 パチューカ6―2プエブラ(6日)

 【プエブラ(メキシコ)6日=藤本裕二】パチューカの日本代表FW本田圭佑は敵地のプエブラ戦にフル出場。メキシコでは初めて1試合2得点を決め、後期6点目で6―2での快勝に貢献した。チームは暫定8位に浮上し、後期のプレーオフ(PO)進出に望みをつないだ。

 本田が抜群の得点力を発揮した。前半20分のスルーパスにゴール前へ抜け出すと、左足でゴール左隅にたたき込み先制点。後半5分には相手GKの手元で鋭く落下する豪快なミドルシュートを放ち、チームの4点目を奪った。

 メキシコでは初の1試合2ゴール。他チームより1試合多い状況ながら、暫定8位に浮上した。リーグは前・後期制で、それぞれ上位8チームがPOに進出。敗退すればリーグ戦は28日で終了してしまう。6月のロシアW杯メンバー入りへのアピールを考えても、POに進出して1試合でも多く戦う必要がある。

 5試合ぶりの勝利に貢献した日本代表FWについて、アロンソ監督は「非常に良いパフォーマンスだった」と評価した。本人は試合後の取材に応じなかったが、自らのツイッターを更新。「限界を決めるな!足を引っ張る連中を気にするな!やるべきことをやれ!理想を追い続けろ!」などとつぶやいた。自身3大会連続のW杯出場へ向け、最後までもがき続ける。

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