【欧州CL】レアル大会初の3連覇へ先勝 ジダン監督「結果には満足」

スポーツ報知

◆欧州CL ▽準決勝第1戦 Rマドリード2―1バイエルン(25日、アリアンツ・アレーナ)

 準決勝第1戦の1試合が行われ、3大会連続13度目の優勝を狙うRマドリード(スペイン)が、2―1で5季ぶり6度目の制覇を目指すバイエルン(ドイツ)に先勝。Rマドリードは敵地で先制点を許すも、前半終了間際にブラジル代表DFマルセロが同点弾を決めると、後半から出場のスペイン代表MFアセンシオが、同12分に決勝点。このカードの第2戦は、Rマドリードのホームで5月1日(日本時間2日)に行われる。

 エースのポルトガル代表FW、C・ロナウドが今季欧州CL11試合目で初めて沈黙。それでもRマドリードは勝った。守備陣が奮闘し、少ない好機を生かす敵地でのお手本のような戦いぶり。後半から投入したアセンシオが決勝点を奪うなど、采配が的中したジダン監督は「ここでの試合が難しいものになるのは分かっていた。結果には満足している」と静かに喜んだ。

 ユベントス(イタリア)との準々決勝は第2戦に1―3で敗れたが、2戦合計4―3。辛くも突破しただけに、先勝しても油断はない。クラブの欧州CL通算150勝という節目の勝利の喜びもそこそこに、指揮官は「まだ終わっていない。ホームでもファイトしなくては」と現行方式では初の大会3連覇へ、力を込めた。

サッカー

×