【ロシアW杯ここに注目】分配金過去最高!ドイツVで1人4660万!!

2018年5月16日10時0分  スポーツ報知
  • 14年、W杯を制しトロフィーを掲げるドイツ代表イレブン

 「ここに注目」の第7回は「W杯とカネ」。一大会累計260億人超のテレビ視聴者数を誇る世界最高峰のスポーツイベントの舞台裏では、巨額の“マネー”が動いている。(岡島 智哉)

 国際サッカー連盟(FIFA)は昨年10月の理事会で、ロシアW杯での各国への分配金が過去最高の7億9100万ドル(当時約900億円)で、前回14年ブラジル大会比で40%増となったことを発表した。

 半額以上の4億ドル(約455億円)が成績に応じた賞金に使われる。優勝国が3800万ドル(約43億円)、準優勝国が2800万ドル(約32億円)を受け取るほか、1次リーグ敗退国にも800万ドル(約9億円)もの“参加賞”が支給される。

 連覇を狙うドイツは、賞金から算出される選手へのボーナス額を発表。8強で23人の選手全員に1人あたり7万5000ユーロ(約1000万円)、4強で12万5000ユーロ(約1660万円)と金額が上がっていき、優勝で同国史上最高額の35万ユーロ(約4660万円)を支給する。優勝すれば、選手のボーナスだけでも総額10億円以上になる。

 ほかにもFIFAは選手の所属クラブに2億900万ドル(約238億円)を分配。選手が負傷した際の所属クラブへの損失補填(ほてん)金にも1億3400万ドル(約152億円)が準備されている。

 スポーツをビジネスと捉える考え方は定着し、W杯を取り巻くカネの額は上昇している。16年にはドイツ代表がユニホームサプライヤーのアディダス社との契約を22年カタールW杯まで延長。年間契約料はそれまでの倍以上となる59億円になった。

 放映権料も右肩上がり。一大会累計で、夏季五輪の約5倍の260億人超がテレビ観戦し、前回大会の決勝戦は10億人以上が視聴したというデータもある。前回大会は全64試合の放送に、日本側からFIFAへ400億円もの放映権料が支払われた。今大会ではどれだけのビッグマネーが動くのだろうか。

 ◆W杯と経済効果 開催国ではインフラ整備や警備態勢強化で数万人規模の雇用が創出され、観光客増加による外貨獲得も見込まれる。02年日韓大会では日本だけで2兆円を超える経済効果が生まれた。開催国だけでなく、高揚感による購買意欲の増加、露出に成功したスポンサー企業の積極的セールスなど、大会期間中は世界中で活発なカネの循環が起きる。

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