【Bリーグ】北海道が今季2度目3連勝、牧は自己最多11得点

スポーツ報知
試合後、MVPに選ばれ仲間に祝福される牧(右から2人目)

◆プロバスケットボール B1リーグ第15節 北海道69―64三遠(29日・北海きたえーる)

 東地区5位のレバンガ北海道は、三遠に69―64で勝ち、今季2度目の3連勝。対三遠戦も昨季から3連勝となった。シューティングガード(SG)牧全(25)が、今季自己最多となる11得点の活躍で、MVPを獲得。30日も同一カードが行われる。

 年内最終カード初戦を制した水野宏太HC(35)は「大勢のブースターの応援を力に、一人一人がつながり、チームとして戦うことができた」と喜びをかみしめた。

 中地区2位の三遠相手に序盤は接戦。突破口を作ったのは牧だ。同じポジションで2季目の関野剛平(23)が先発に定着する中、「短い時間でも積極的に狙っていこうと思った」と、第2クオーター(Q)開始早々に左からチーム20点目のミドルを決めると、速攻、3Pなど、このQだけで今季自己最多となる9得点を挙げた。一時逆転された最終Qも、57―58から連続フリースローを決め再逆転に成功。スモールフォワード(SF)桜井良太(34)がミドル、速攻を決めて突き放した。

 牧は入団3季目。昨季は開幕直前に左手を骨折し、出場29戦で平均2・8得点に終わった。「昨季のぶんも取り返し、明日(30日)も今日のようなパフォーマンスで、年内最終戦を4連勝で締めたい」と気合を入れた。(聖)

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