【Bリーグ】北海道、4連勝締め 牧が今季自己最多12点2戦連続MVP

スポーツ報知
最終Qに3Pを決めるなど12得点で2戦連続MVPを獲得した牧

◆B1リーグ第15節 レバンガ北海道69―66三遠(30日・北海きたえーる)

 東地区5位のレバンガ北海道は、中地区2位の三遠に69―66で競り勝ち、今季2度目の4連勝を飾った。シューティングガード(SG)牧全(25)が今季自己最多12得点で2戦連続MVPを獲得するなど、各選手が持ち味を発揮。通算16勝12敗とし、2017年最後の試合を締めた。次戦は来年1月20日、ホームで川崎と対戦する。

 年内最終戦を最高の形で締めくくった。三遠に連勝を飾ったレバンガ戦士が、4931人のファンの熱狂に笑顔で応えた。水野宏太HC(35)は「組織的に戦う同士で、選手が最後までしぶとく我慢し、勝ち切ってくれた」と笑顔を見せた。

 52―55とリードされた最終クオーター(Q)。川辺亮平(22)が左から切り込みレイアップ、バスカンも決めて同点とした。リードを許すたびに牧が続けて3Pを決めてひっくり返す。ミラー(26)のジャンプショット、桜井良太(34)のミドルで突き放すと、折茂武彦(47)もフリースローを決め、相手の反撃を振り切った。この日、ベンチ入りした12人全員が出場し、11人が得点を挙げた。

 昨季は7勝22敗で新しい年を迎えたが、今季はここまで16勝12敗。組織的オフェンスの向上が最大要因だ。年明けは1月20日の川崎戦から東地区勢との10連戦に臨む。多嶋朝飛主将(29)は「このスタイルを継続、進化させ『プレーオフ以上』というチーム目標を達成したい」と誓った。(小林 聖孝)

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