東京五輪新種目の混合ダブルスは史上最高のバトルに…卓球全日本選手権15日開幕

スポーツ報知
昨年の世界選手権で金メダルを獲得した石川(左)と吉村

 卓球の世界選手権団体戦(4月29日~5月6日、スウェーデン)代表選考を兼ねる全日本選手権が、15日に開幕(~21日、東京体育館)する。

 今大会は混合ダブルスが熱い。昨年6月に2020年東京五輪の新種目に決定したことを受け、有力選手が続々と参戦する。その中で優勝候補の筆頭は吉村真晴・石川佳純組だ。

 昨年の世界選手権で日本勢48年ぶりの金メダルを獲得。前回は準優勝だったが、強い信頼関係が息の合ったプレーにつながっている。対抗は第1シードの田添健汰・前田美優組。福岡・希望が丘高時代からペアを組み、全日本を3度制覇。世界選手権でも8強と実力は折り紙つきだ。

 強化本部推薦で初参戦する3ペアも楽しみな存在。大島祐哉・早田ひな、森薗政崇・伊藤美誠組は、ダブルス巧者同士による組み合わせ。張本智和・平野美宇組は若手のホープによる夢のコンビだ。吉村は「今までのミックス(混合ダブルス)の中では史上最強にレベルが高いんじゃないかなとは思ってるので、楽しみですね」と、これまで以上の激戦を予想していた。

スポーツ

×