【全豪テニス】大坂なおみ、5度のブレイク全て一発で仕留め初戦突破

スポーツ報知

◆全豪オープン第2日 ▽女子シングルス1回戦 大坂なおみ2―0K・クコバ(16日・メルボルン)

 女子シングルス1回戦で世界ランク72位の大坂なおみ(20)=日清食品=は、同250位のクリスティナ・クコバ(27)=スロバキア=を7―5、6―2で下した。奈良くるみ(26)=安藤証券=、日比野菜緒(23)=ルルルン=、男子のダニエル太郎(24)=エイブル=は敗退。右肘故障から約半年ぶりに復帰した元世界1位のノバク・ジョコビッチ(30)=セルビア=は2回戦に進んだ。

 大坂は格下相手にサービスエース11本をたたき込み、計5度のブレイクチャンスは全て一発で仕留めた。「第1セットで4―1から追い付かれてもポジティブさを失わずに戦うことを心がけた」。自己採点は「(10点満点で)メンタルは8点、テニスは6・5点」とやや辛口だったが、重圧のかかる初戦を難なく乗り切った。

 今季から憧れのS・ウィリアムズ(米国)らを指導した実績があるサーシャ・ベージン・コーチがついた。「いつも強く打つ必要はない」との教えも実戦。次戦は第16シードのベスニナ(ロシア)に挑む。

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