佐藤瞳、高校生ペアに負けた「気持ちの弱さ出た」

スポーツ報知
女子シングルス準々決勝で敗れた佐藤

◆卓球 全日本選手権第6日 ▽女子ダブルス準決勝 梅村・塩見組3―0佐藤・橋本組(20日・東京体育館)

 世界ランク19位の佐藤瞳(20)=ミキハウス、札幌大谷高出=が、女子シングルス準々決勝で永尾尭子(22)=アスモ=にフルゲームの末、敗退。橋本帆乃香(19)=ミキハウス=と組む女子ダブルスでも準決勝で、梅村優香(18)、塩見真希(17)組=四天王寺高=にストレートで敗れ、全日本のタイトル奪取はならなかった。

 佐藤はシングルスでは3―1とリードしながら終盤にミスが出て、3ゲームを奪われ逆転負け。国際大会でもともにする橋本とのダブルスでも練習拠点が同じ高校生ペアに敗れた。チャンスで攻め急ぐ場面もあり「気持ちの弱さが両方で出てしまった。負けたのは私の責任」と肩を落とした。

 昨年は世界選手権(ドイツ)も経験。現在、世界ランクでも日本人6番手の19位に入っているが「成長が足りない。もっと頑張らないといけない」と目標の東京五輪代表入りに危機感を募らせた。(遠藤 洋之)

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