【Bリーグ】谷里、守備で89ERSの連敗止める…3日から群馬戦

スポーツ報知
レイアップシュートを放つ谷里

 プロバスケットボールBリーグ2部東地区4位の仙台89ERS(13勝19敗)は3、4の両日、アウェーで群馬(中地区2位)と対戦する。チームは2日、仙台市内で練習を行い、“ルーキー”のスモールフォワード・谷里京哉(23)が意気込みを見せた。

 谷里は東海大九州の学生だった昨年2月、特別指定選手としてB1仙台(当時)に加入した。先月28日の秋田戦では、17分あまりの出場時間で3点シュート3本を決めるなど、両軍最多タイの15得点を記録。「手応えがあった。今後の自信につながる」と話した。

 攻撃面が注目されるが、高岡大輔ヘッドコーチ(HC、36)は守備にも期待を寄せる。188センチ、88キロの体格ながら「彼は守備がいい。チームの約束事を守ってプレーできる」と高評価。群馬は3点シュートを武器とし、1試合平均81得点(リーグ2位)を誇る。谷里は「勝てるように守備から入る」と、3点シュートを打たせないように、運動量とスピードを駆使して、粘り強い守備を展開するつもりだ。リーグ戦5連敗と苦しむ中、“切り札”が待望の白星を引き寄せる。(海老田 悦秀)

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