【テニス】杉田、勝利の雄たけび!元世界18位とのフルセット激闘制す

スポーツ報知

◆テニス デビス杯 ▽第2試合 杉田祐一3(4―6、6―2、6―4、4―6、7―6)2セッピ(2日・盛岡タカヤアリーナ)

 男子テニスの国別対抗戦、デビス杯ワールドグループ1回戦日本対イタリア戦が2日、盛岡タカヤアリーナで開幕した。仙台市出身で世界ランク41位の杉田祐一(29)=三菱電機=は、第2試合で同78位のアンドレアス・セッピ(34)と対戦。フルセットの激闘の末、破り、会場を大きく沸かせた。

 錦織圭(日清食品)不在で、エースの期待がかかる杉田が「ジュニアの時に何度も試合に来ているので、ホームな感じ」という会場で、1打ごとに声を出して気迫を見せた。第1セットは落としたが、元世界ランク18位を相手に、強気にコースを突いてポイントを挙げる。2―2で迎えた最終セットはタイブレイクに突入。勝利を決めると、仁王立ちで雄たけびを上げた。

 「東北で日本代表の試合ができるということで、いい試合がしたいと思って入った。長くなって申し訳ないですが、いいプレーができて、この上ない幸せです」と勝利を喜んだ。

 試合前に行われた開会式ではイタリア国歌を岩手町出身の柴田泰孝さん、日本国歌を盛岡市出身の竹内菜緒さんが独唱し、花を添えた。

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