錦織圭が準決勝で敗れる

スポーツ報知

◆男子テニス ニューヨーク・オープン第6日 シングルス準決勝(17日)

 世界ランク27位の錦織圭(28)=日清食品=は、準決勝で第1シードで同11位のケビン・アンダーソン(31)=南アフリカ=に1―6、3―6、6―7で敗れた。右手首故障からのツアー復帰初戦で、昨年2月のアルゼンチンオープン(準優勝)以来の決勝進出を逃した。

 第1セットはアンダーソンに203センチの長身から7本のサービスエースを決められ、自身のミスも続き5ゲームを続けて失い、1―6で落とした。第2セットは第1ゲームでブレイクのピンチをしのぐとリズムを取り戻す。第4ゲームで初めてのブレイクに成功し6―3で取り戻した。最終セットは第7ゲームに錦織が一度だけ得たブレイクチャンスを、アンダーソンがサービスエースでしのぐ。互いにキープしタイブレイクに突入。右太ももの治療を受け、テーピングをほどこした錦織は、足元を抜くショットでミニブレイクに成功し3―1とリードするが、深く入ってきたリターンを返せず追いつかれる。最後はバックがネットにかかり敗れた。

 次戦はメキシコ・オープン(26日開幕・アカプルコ)を予定している。

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