【Bリーグ】北海道、道プロチーム200勝 渋谷に替わり3位浮上

スポーツ報知
第3Qの連続ゴールでチームを一気に勢い付けた野口(左)

◆プロバスケットボールBリーグ第25節 レバンガ北海道 89―72SR渋谷(28日・北海きたえーる)

 レバンガ北海道はSR渋谷に89―72で勝ち、2連勝。通算24勝23敗で東地区5位に浮上した。この勝利で、本道プロチーム通算200勝(302敗)を達成した。2007年の本道プロ創設時からのメンバー、パワーフォワード・野口大介(34)がチーム最多13得点の活躍で勝利に貢献。折茂武彦(47)ら登録12選手が全員得点を決めた。次戦(31日)は北海きたえーるで千葉と対戦する。

 メモリアル白星は、チャンピオンシップ(CS)進出へ希望をつなぐ大きな一勝となった。ワイルドカード争いで、渋谷に替わり3位に浮上。同争いではCS圏内2位の栃木とも、勝ち星差1と肉薄した。水野宏太HC(35)は「大勢のブースターに後押しされ、最後までハードに戦うことができた」と3360人のファンに感謝した。

 2007年に誕生した本道プロチーム。当時からのベテラントリオが奮闘した。野口は第3クオーター(Q)の3連続ゴールなど、チーム最多13得点でMVPと賞金30万円をゲット。「絶対負けられないと、(チーム)一丸で戦った。賞金もみんなで分けたい」と笑顔。桜井良太(35)も攻守に奮闘した。

 この日は、レバンガというチーム名となってから、ホーム入場者が通算40万人を記録した。25季目を戦う47歳の“レジェンド”折茂は「この歳までプレーできるのは、北海道のファンの熱い声援があったから。ファンと一体になりCS進出を実現したい」と決意を新たにした。(小林 聖孝)

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