【Bリーグ】北海道、4戦ぶり勝利でCSに望み

スポーツ報知
14得点9リバウンドと活躍したトンプソン

◆プロバスケットボール B1リーグ第27節 レバンガ北海道83―77栃木(8日・ブレックスアリーナ宇都宮)

 レバンガ北海道は栃木ブレックスに83―77で雪辱、4戦ぶり勝利を挙げた。通算25勝26敗で、東地区5位は変わらず。

 チャンピオンシップ(CS)へのワイルドカード(WC)争いも3位を維持、同圏内2位・栃木との勝ち星差を3に戻した。CSへ希望をつないだ水野宏太HC(35)は「今日は最終クオーターで、自分たちに流れを持ってこられた。リバウンドも、相手に負けない執念を見せてくれた」と選手を称賛した。

 前日完敗したリバウンド戦を、この日は34本対25本と圧倒。攻めても、出場11選手中10人が得点する全員攻撃を発揮。中でもダニエル・ミラー(26)が15得点、ディジョン・トンプソン(35)が14得点と活躍。終盤は、多嶋朝飛主将(29)が果敢なプレーで相手反則を誘い、フリースローを8本全て決めるなど10得点で、突き放した。多嶋は「気持ちで負けず、体を張るプレーを心掛けた」と、古巣相手に意地の勝利を強調した。

 残り9戦。次節(14、15日)はホームで京都と戦う。対栃木戦の今季負け越しが決まっているため、WC争いで栃木と勝ち星で並んでも、相手に優先権があるという厳しい状況だが、水野HCは「CSへの希望を持ち続け、最後までしっかり戦いたい」と、チームの意気込みを強調した。

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