【Bリーグ】北海道・牧 18戦ぶり出場を志願 左手首骨折回復

スポーツ報知
18戦ぶりの出場へ、軽快な動きでアピールした牧

 プロバスケットボールBリーグ1部のレバンガ北海道は12日、京都2連戦(14、15日・北海きたえーる)に向け、練習を公開。左手首(舟状骨)骨折で離脱していたシューティングガード牧全(25)が18戦ぶり出場を志願した。

 11日から実戦練習に復帰した牧は、この日も果敢なディフェンス、ドライブ、3点シュートを決め、復調ぶりをアピールした。「京都戦から復帰して、チームにエネルギーを注入する。迷惑かけたぶんを取り返したい」と力を込めた。

 高校、大学と米国で鍛え、2015年にレバンガ入り。3季目となる今季、昨年12月の三遠戦で連続MVP、今年1月の川崎戦では自己最多の18得点を稼ぐなど成長を見せていたが、2月4日のA東京戦(函館)で、16年に痛めた左手の同じ箇所を故障、長期離脱となった。

 懸命なリハビリに取り組んできた牧だが、その間、新加入した元NBA戦士ディジョン・トンプソン(35)とは、米国に共通の友人がいることが分かり、意気投合。食事も頻繁にするようになり、情報交換、ディフェンス技術などの助言も受けた。「DJ(トンプソンの愛称)との新しい合わせのプレーも試して勝利に貢献し、チャンピオンシップ進出を目指したい」と牧。復帰戦へ闘志を見せた。(小林 聖孝)

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