【Bリーグ】北海道、次節にもCS消滅

スポーツ報知
常にボールの先頭を走り、12得点と奮闘した関野(中央)

◆B1リーグ第28節 京都73―71レバンガ北海道(15日・北海きたえーる)

 レバンガ北海道は京都に71―73で連敗を喫した。通算25勝28敗で、今季最多の借金3。東地区最下位は変わらず、ワイルドカード圏内の同4位・栃木と勝ち星5差と広がった。次節初戦で栃木が勝ち、レバンガが21日の大阪戦で敗れると、チャンピオンシップ(CS)進出の可能性が消滅する。

 試合終了と同時に、3810人の観衆から大きなため息が漏れた。水野宏太HC(35)は「後半の入りに失敗した。大事な所で決めきれなかった」と悔しさをにじませた。

 前半は機動力と堅守でリード。「積極的にドライブを仕掛けた」という5戦ぶり先発のガード・関野剛平(23)が切り込み、12点を挙げた。だが、第3クオーター(Q)に入ると、ミスが続き、逆転を許した。第4Q、再逆転したが、残り13秒で岡田優介(33)に3点シュートとフリースローを許し、決勝点となった。

 9得点と奮闘した折茂武彦(47)は「詰めの部分で“遂行力”の差が出た。残り試合、勝負所で自分たちのバスケットをやり切れるよう、一人一人が成長するしかない」と厳しい表情を見せた。(小林 聖孝)

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