大坂なおみ、足の状態悪く「動けなかった」…日本勝利にホッと笑顔

◆テニス女子国別対抗戦　フェド杯　ワールドグループ２部入れ替え戦最終日　日本３―２英国（２２日、兵庫・ブルボンビーンズドーム）

　日本が英国を３勝２敗で破り、５年ぶりにワールドグループ（ＷＧ）２部昇格を決めた。前日から１勝１敗で迎えた第３試合で大坂なおみ（２０）＝日清食品＝は敗れたが、第４試合で奈良くるみ（２６）＝安藤証券＝が競り勝ちタイに。最終試合のダブルスで加藤未唯（２３）＝ザイマックス＝、二宮真琴（２３）＝橋本総業＝組が逆転勝ちした。

　大坂はエース対決でコンタのサーブが読みきれず、第１セットはブレイクのチャンスすら作れないまま敗れた。動きも重く「足の調子が良くなく、思ったより動けなかった」と肩を落とした。日本の勝利にはホッとしたような笑顔を浮かべて、仲間と抱き合った。次戦はマドリード・オープン（５月６日開幕）を予定している。