バドミントン再春館製薬所が今井元監督を告発

スポーツ報知
今井元監督

 昨年、バドミントンの世界選手権女子ダブルスで銀メダルに輝いた福島由紀(24)、広田彩花(さやか、23)組が再春館製薬所に退職届を提出している問題で、再春館製薬所は24日、選手の家族から強い慰留要請を受けているため退社手続きを4月30日まで保留していると発表した。移籍を認めない方針ではない、としている。

 2人は、再春館製薬所の今井彰宏元監督が在籍している岐阜トリッキーパンダースに移る意向だが、再春館製薬所は「2020年東京五輪でのメダル獲得を目指し、ともに頑張っていきたい」として、4月末まで残留の可能性を探るという。

 また同社は、今井氏が再春館製薬所の監督時代に金銭的不正行為を行っていたとして、13日付で「日本協会に告発状を提出させていただいた」とも明らかにした。金銭的不正行為が発覚し、昨年1月に監督を解任したがその後、さらなる不正行為が明らかになった、としている。「今後のバドミントン界の健全な発展、選手の私生活の平穏と安定のために厳正な処分をお願いしている」と発表した。

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