【Bリーグ】川崎のファジーカスが日本国籍取得「日本人のあたたかい心やおだやかな性格が好きになった」

スポーツ報知
川崎のファジーカス

 男子バスケットボールBリーグで昨季、最優秀選手賞に輝いたニック・ファジーカス(32)=川崎=が日本国籍を取得したことが26日、所属クラブから発表された。ファジーカスはクラブを通じて「5年間、川崎でプレーして、日本人のあたたかい心やおだやかな性格が好きになり、川崎で長くプレーしたいという気持ちが強くなったため、帰化をしました。これからもチームを勝利に導けるように、チームのために、全力でプレーします。応援、よろしくお願いします」とコメントした。

 ファジーカスは米国出身で、NBAのマーベリックスやクリッパーズでプレーした経験を持つ。2012年に来日し、東芝(現・川崎)に加入した。210センチの長身で、繊細なテクニックを武器に、ゴール下で得点を量産。さらには3点シュートも得意とし、昨季はBリーグの得点王にも輝いた。

 バスケットボール男子日本代表は現在、2020年東京五輪の開催国枠が確約されておらず、19年W杯で最低でもベスト16入りを果たし、FIBA(国際バスケットボール連盟)に実力を示す必要がある。リバウンド力や得点力不足を課題とする男子代表の貴重な戦力として期待が高まる。

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