【Bリーグ】トラソリーニ、北海道残留へ

スポーツ報知
「レバンガ北海道」トラソリーニ

 プロバスケットボールBリーグ1部レバンガ北海道のエースで、去就が注目されていたパワーフォワード/センターのマーク・トラソリーニ(27)が来季も残留する意思を固めたことが6日、分かった。今季終了後、同選手エージェントを通し、再契約を結ぶ予定だ。

 トラソリーニは今季、平均19点はリーグ得点ランク3位(6日現在)で、4月29日の千葉戦では、歴代本道プロチーム個人最多の42得点を記録した。6日の新潟戦は体調不良で欠場したが「今季の個人成績には、満足している。チームの戦術が自分のプレースタイルにフィットしたのが最大の要因で、ヘッドコーチ、チームメートに感謝している」という。さらに「北海道のファンも素晴らしく、家内も札幌を気に入っている。できるだけ長く、このチームでプレーしたいと思っている」と残留を熱望した。

 フロントも最強助っ人の残留に尽力する。横田陽CEO(41)は「チームの要として是非、残ってほしい。できる限り、その環境を整えたい」と条件整備を明言。チーム編成を担当する清永貴彦チーム統轄(43)も「トラソリーニが、戦術の違う他チームで同じ活躍ができるかは疑問。このチームで一緒に進化してほしいし、残ってくれると信じている」と期待を込めた。

 ◆マーク・トラソリーニ 1990年6月21日、カナダ生まれ。27歳。サンタクララ大出。イタリア、フランスのプロリーグでプレー、今季からレバンガ加入。昨年11月、カナダ代表としてW杯米地区予選に出場。今季Bリーグは56戦に出場、平均19得点、同7・4リバウンド、同ブロックショット1・3本、3点シュート成功率41・8%。206センチ、109キロ。家族は妻。

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