【Bリーグ】A東京、最終戦で今季最多106点爆勝…ルーキー馬場が豪快ダンク

スポーツ報知
A東京対京都の試合に観戦に訪れ、タイムアウト中にシュートを放つ宇野昌磨

◆プロバスケットボールB1リーグ最終節 A東京106ー68京都(6日・アリーナ立川立飛)

 今週(11日または12日)から始まる日本一をかけたチャンピオンシップ(CS)に出場するA東京は、CS準々決勝で対決する京都に106―68で勝利。今季チーム最多得点でCSへ、勢いをつけた。A東京のルーキー・馬場雄大(22)は「CSは流れが大事。(勢いをつける)プレーをできるのが僕」とチームを頂点に導くと誓った。7日に1試合を残し、残留チームが確定。滋賀は富山に勝ち、大阪と3チームが勝敗で並んだが、直接対決の勝率により富山が残留プレーオフへ回った。

 ルーキーの馬場がCSの主役に躍り出る。レギュラーシーズン最終戦は、第2クオーターの開始15秒で豪快なダンクシュートを決めるなど、要所でチームに勢いをつける活躍を見せ9得点を挙げた。シーズンが終わり「チームを背負う気持ちができてきた」。CSでは自らをキーマンに挙げ「CSは流れが大事。そういうプレーができるのが僕だと思う。泥臭いプレーで勝ちたい」と持ち味の豪快なプレーを続けていく。

 198センチの長身で筑波大在籍時から日本代表に選出されてきた逸材。昨年6月に多くの刺激を求め、バスケットボール部を退部してA東京へ加入。今年は年明けから右足を2度負傷。2か月半、試合から遠ざかった時期もあったが、40試合に出場し平均8・5得点と安定感を発揮した。「足は大丈夫。遠慮せず行く」。完全回復を遂げ、準備は整った。

 ◆宇野昌磨「見ていて飽きない」シュート3本決めた

 フィギュアスケート男子で平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=が6日、A東京―京都戦に来場した。超満員の3221人が見守る中、第2クオーターのタイムアウト中に30秒間の「シュートチャレンジ」に参加。試合前は「本当にバスケが下手なので期待しないでください」と謙遜していたが3本成功。ぶっつけ本番で勝負強さを見せつけた。

 Bリーグは初観戦。シュートが入ると笑顔で拍手するなど試合を堪能し「バスケはいろんなところで(盛り上がって)フィギュアスケートと違うなと思った。見ていて飽きない」と語った。

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