石川佳純「次はリベンジする」 卓球女子、東京五輪金メダルへ 中国追い越す

スポーツ報知
銀メダルを獲得した卓球世界選手権から帰国した日本女子の(左から)馬場監督、石川、平野、伊藤、早田、長崎

 卓球の世界選手権団体戦で銀メダルに輝いた女子日本代表は8日、千葉・成田市内で帰国会見を行った。

 16年リオ五輪団体銅メダルの伊藤美誠(17)=スターツ=は決勝の中国戦(5日)で、日本勢が37連敗中だった元世界ランク1位の劉詩から3―2で価値ある白星。「我慢強さが増して、実力が上がったと確信できた。ものすごく自信になった」と晴れやかな表情で振り返った。

 伊藤が一矢報いたとはいえ、20年東京五輪金メダルへ向け中国の壁は高い。主将の石川佳純(25)=全農=は「決勝は悔しかったけど、次はリベンジするという気持ちを強くした」。回転量が多く、微妙に変化してくる球筋の対応や戦術面など課題は多く残っている。馬場美香監督(52)も「それぞれの課題を強化し、打倒中国を目指したい。追いつくのではなく、追い越せるように強化したい」と力を込めた。

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