【Bリーグ】富山、残留プレーオフ島根戦へ「一丸」今季初の選手ミーティング

スポーツ報知
B1残留に向け、一致団結した富山の選手たち

 プロバスケットボールBリーグ1部・中地区5位の富山グラウジーズは12、13日の両日、富山市総合体育館で、西地区6位の島根との残留プレーオフ1回戦に臨む。故障者続出で、最近は2勝7敗と負け越し。ミオドラグ・ライコビッチHC(47)は「けがでも練習に出ている選手もいる。満身創痍(そうい)だが、そこを乗り越えてやっています」と話した。

 決戦を前に一致団結した。9日の練習前には、キャプテンの水戸健史(33)と司令塔の宇都直輝(26)が呼びかけ、初めてとなる選手ミーティングを開いた。5、6日の滋賀戦の映像を確認しつつ、試合中に審判への抗議が多いことも指摘。宇都は「審判や相手のせいにせず、チーム一丸となって戦おうと言い合った。コミュニケーションが取れ、練習ではゲームに近いメンタリティーでプレーできた」と明かした。

 リーグ戦とは違う一発勝負の短期決戦。「2試合でいかにパフォーマンスを上げることが出来るか、メンタルが大事になる。どう盛り上げるか、僕の仕事です」と宇都。チームの大黒柱を軸に、2年連続のB1残留に挑む。(中田 康博)

スポーツ

×