日大が全体ミーティング　コーチ説明に選手から不満も

　日大アメフト部が１７日に全体ミーティングを開き、コーチが部員に当該プレーについて説明していたことが１８日、分かった。危険なプレーは監督の指示と選手の受け止め方の乖離（かいり）という趣旨の、関学大への回答書と同じ言い分を主張。この説明に納得していない部員も多い。

　既に複数の関係者が「監督の指示」と明かしており、「最初のプレーでＱＢを壊せ」などと指示していたことが明らかになっているが、日大は否定を続けている。関学大への回答書には「指導者の指導と選手の受け取り方に乖離が起きていた」と記され、内田監督の指示はなかったとしている。１８日も練習後にミーティングが行われた。

　また、関東学生アメリカンフットボール連盟は、春季オープン戦として６月１７日に都内で行われる予定だった日大―桜美林大が中止となったと発表した。これで日大のオープン戦は全６試合が中止となった。