辛坊治郎氏、日大悪質タックル問題を「スポーツの名を借りた犯罪」

スポーツ報知
日大アメフト部の内田正人監督

 19日放送の日本テレビ系報道番組「ウェークアップ!ぷらす」(土曜・前8時)で アメリカンフットボールの日大と関学大の定期戦で、日大の選手が悪質な反則行為で関学大の選手を負傷させた問題を特集した。

 今回の問題を辛坊治郎キャスター(62)は「単なる私の意見ですけれども、スポーツの名を借りた犯罪じゃないのかとも思います」と断じた。番組では日大関係者を取材し悪質タックルが「内田監督が試合出場と引き換えに危険なタックルをするよう指示した」と日大アメフト部の内田正人監督による指示だったとの証言を報じた。

 一方、日大は関学大への回答で「意図的な乱暴行為を教えることは全くない。指導者による指導と選手の受け取り方に乖離が起きていたことが問題の本質」とした。

 この日大の見解について、ゲスト出演したスポーツ評論家の玉木正之氏(66)は「これは作文ですね。ウソですね」と断じた。そして「アメリカンフットボールでは日本では監督と呼んでいますけど、これは野球から来た言葉なんですよ。本当はヘッドコーチというんですね。コーチというのは指揮官であり、指示者であるんです。すべてのプレーを指示して指揮をするのが一番上に立っている人なんです。ですから、指示がないと選手は動けないんです」と解説。さらにアメフトにおける選手の動きは「個人の判断がほとんどない。すべてないと考えてもいいんですね」と指摘していた。

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