辞任の日大・内田監督、悪質タックル指示については「真摯に調査し…文書で回答する」

スポーツ報知
取材に応じる日大・内田監督

 アメリカンフットボールの定期戦(6日・東京)での日大選手による悪質タックルで関西学院大QB選手が負傷した問題で、日大・内田正人監督(62)が19日、兵庫・西宮市内で被害選手やその保護者、関学大関係者に直接謝罪した後、辞任を表明した。この日、騒動後初めて公の場に現れた同監督は大阪空港で報道陣に対応。「全て私の責任」と繰り返したが、自身による反則行為の指示があったかどうかは、明言を避けた。日大は24日までに文書で当該プレーに至った経緯や見解を回答し、それを受けて関学大も同問題で3度目の会見を行う。

 ◆内田監督に聞く
 ―謝罪内容は。
 「一連の問題は監督である私の責任だと謝罪した」
 ―悪質なタックルは誰の指示で行われたのか。
 「真摯(しんし)に調査し、回答させていただきたい」
 ―監督の指示でないのか。
 「文書で回答する」
 ―ここまで公の場に現れなかったのはなぜか。
 「まず関学大に直接謝罪するのが先と考えた。誠に申し訳ない」
 ―何日付の辞任か。
 「私の考えは固まっており、あとは書類上の問題」
 ―反則したDL選手は退部するのか。
 「私の方にその連絡は来ていない」
 ―きょう関学大側に謝罪を受け入れられたのか。
 「それは関学さんが判断すること。全て委ねたい」

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