尾木ママ、悪質タックルの日大に「野蛮な勝利至上主義の人たちの集まりに堕落」

スポーツ報知
日大・内田監督

 教育評論家の尾木直樹氏(71)が23日、「日大は本当に教育機関なのでしょうか?!」と題したブログを更新した。

 尾木氏はアメリカンフットボールの定期戦での悪質なタックルで、関学大のQB(クオーターバック)を負傷させた日大3年のDL(ディフェンスライン)宮川泰介選手(20)が22日、都内で記者会見したことを受け「昨日の加害学生の単独記者会見 大学部活の事件にも関わらず・体育局・学生部 教員や職員が誰一人として同席しない しかも、会見会場が外の日本記者クラブ弁護士に特別に同席してもらってとはーーまるで大学は例え問題を起こした学生だとしても、100パーセント切り捨てているのと同じではないでしょうか?」と断じた。

 さらに「しかも先日の「学生と監督の指示には言葉の乖離」があった的なコメント発表時点では加害選手に聴き取りも行なっていなかったといいますから学生の人権尊重の気持ちもないのではないでしょうか?!内田監督と井上コーチだけでなく高校時代の監督さん?の現コーチも含めて教育に関わるいや、スポーツに関わる資格はないのかもしれませんーー」と指摘した。

 その上で「野蛮な勝利至上主義の人たちの集まりに堕落しているのですはないのかー心配になります アメフト部だけでなく学生部や体育局、相談室まで指導・援助の手を差し伸べないなんて同じ大学人として【考えられません】!!内田監督らが大学常務理事という要職、人事部長で権力を握っているために日大全体を機能不全に陥らせているのでしょうか?現代では考えにくい事態ですがOB会が支配する大学運動部の伝統と相乗効果を発揮して歪んだとすれば・人事の一新・警察の捜査・第三者調査委員会の設置・日本アメフト団体の権限強化など 日本アメフト全体の発展を見据えた議論

必要かもしれないなんて気持ちになりましたーー(生意気言ってすみません)全国の日大生 日大付属の高校生 或いは、OBの為にも教育機関としてのプライドしっかり取り戻してほしいです!」とつづっていた。

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