日大学長、宮川選手は「相当、真面目な男なんだろうと思う」

　日大の大塚吉兵衛学長（７４）が２５日、東京・市ヶ谷の同大本部でアメリカンフットボール部の選手が悪質な反則を犯した問題で緊急会見した。

　２２日の会見で内田正人監督、井上奨コーチによる反則指示があったことを明かした宮川泰介選手について、大塚学長は「相当、真面目な男なんだろうと思う。非常に真面目に取り組む学生だと思う。復帰してきたら、彼の所属学部に行って話を聞いてみようと思います」と話し、今回の件について「真面目に取り組むという姿勢と精神的な面でギャップがあったのかなと思うので、話を聞いてみたいと思ってます」と続けた。

　また、プレーヤーとしての宮川選手について「彼の場合、去年、ほぼレギュラーで出ていた。３年生となって一瞬、気が抜けるような年代で過ごしちゃう選手もいるのも事実。監督としてはもどかしいという（選手）が出るというのも３年生。いろいろ複雑だというのはご理解いただきたい」と話した。