【Bリーグ】A東京ルーキー馬場、14得点大暴れ「命がけの戦いだった」

スポーツ報知
バックレイアップシュートを決めるA東京・馬場雄大

◆B1リーグ ▽CS決勝 A東京85―60千葉(26日・横浜アリーナ)

 ルーキーが暴れた。今季加入した馬場雄大(22)は、第4クオーターに空中でディフェンスをかわすスーパープレーで2点を奪い、残り1分にはダンクシュートを決め歓声を浴びた。「優勝するために(練習の)時間を費やしてきた。自信を持ってプレーできた」。14得点の活躍に、指揮官は「素晴らしい」とたたえた。

 筑波大4年の昨春にA東京に加入し、異例の大学生プロ選手になった。当時から代表にも呼ばれ、活躍も期待されたが、デビュー戦は10分で0点。1月下旬には右足負傷で、約2か月離脱した。もどかしいシーズンではあったが、「(常に)命がけの戦いだったし、気持ちも強くなった」と、決勝戦で才能を爆発させた。審判に意見し、ファウルを取られたことは「反省しないと」と苦笑い。大物ルーキーの本領発揮はこれからだ。

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