小倉智昭氏、日大の“パワハラ”証言に憤り「何十年も前のクラブ活動…」

スポーツ報知
小倉智昭氏

 フリーアナウンサーの小倉智昭氏(71)が29日、MCを務めるフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)で、日大アメフト部の悪質タックル問題に苦言を呈した。

 6日の定期戦(東京)で日大DL宮川泰介選手(20)=3年=の悪質タックルで負傷した関学大QB奥野選手選手は、27日に行われた春季交流戦関西学生大会の関大戦で、3週間ぶりに実戦復帰。反則行為を猛省してアメフトから離れる決意を示している宮川選手に対して競技続行を促しエールを送った。

 日大指導者からの指示と宮川選手の理解に乖離(かいり)があったとする日大側の主張に対し、日大アメフト部の選手らが異議を唱える「声明文」を近日中に発表する予定。また、昨年、日大アメフト部内においてパワハラによる“大量退部”があったとの証言を紹介した。

 「何十年も前のクラブ活動の話を聞いた様な感じがする」と切り出した小倉氏。「そういうことをやって大学日本一になる大学あるんだ! 驚きましたね」と憤った。

 負傷した関学大QB奥野選手の父で大阪市議の康俊さん(52)はこの問題で、大阪府警に被害届を提出し、告訴も検討中。日大の宮川選手に反則行為を指示したとして日大・内田前監督(62)と井上奨(つとむ)前コーチに厳罰を求める一方、十分に社会的制裁を受けたとして宮川選手の減刑も求めている。

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