現役部員3人が明かした日大アメフト部の実態…「グッディ」取材に、コーチとは「うわべだけの関係」
スポーツ報知
31日放送のフジテレビ系「直撃LIVEグッディ!」(月~金曜・後1時45分)で日大アメリカンフットボール部の現役部員3人が取材に応じ、部の実態を告白した。
部員の一人は現在の部内を「もう全部選手主体でやっているのでコーチとはミーティングも全然別でほぼほぼ最近は顔も見ていないです」とし「今までの練習の中でコーチたちと自分たちとの信頼関係が全然なかったんで、うわべだけの関係だったんで」と証言した。
関東学生連盟から「資格剥奪」の処分を受けた森琢ヘッドコーチ、長谷川昌泳コーチ、田中芳行コーチの3人が辞任したが「長谷川コーチ、田中コーチは内田監督に気入れられていて特に1、2年生は怖くて話もできなかった」と番組の取材に明かしていた。
今回の問題発覚後に「最初の方はコーチ陣とも1回、ちゃんと話したんですけど」とし「コーチ陣には任せないで自分たちでやらなきゃいけないということで、こういう重大なことになって今から一緒にやろうという気にはみんななれなくて」と証言した。
また、別の部員はタックルをした選手が会見した前後に選手全員とコーチ陣でミーティングを開いたと明かし、今後、「どうなってしまうのか」などとと聞いたが「なんの説明もなかった」と番組の取材に明かしていた。コーチからは「もう1度、日大フェニックスとしてやり直そう。ここで辞めるのは裏切りだという内容の話があったけど。選手の味方だという感じはすでになく押し切られている感じがした。保身に走っているなと感じて、そこからもう選手だけでやっていこうという話になった」と明かしていた。
その上で「やっぱりコーチ陣を一新しないと他の大学も試合をしてくれない。一新してチームを作っていかなければいけない」と今後への決意を明かしていた。