日大評議員、悪質タックル問題は「内田常務理事の辞任が落としどころ」

スポーツ報知
田中理事長

 悪質タックル問題で激震の日大の評議員で日大校友会副会長の筒井隆弥氏が1日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)で生出演した。

 5月31日には、日大教職員組合が田中英寿理事長(71)宛ての「要求書」を提出。教職員組合は大学への信用を失墜させたとして、内田正人前監督(62)が常務理事や保健体育審議会事務局長など全ての職から退くことを要求した。

 今後の動きについて筒井氏は「理事会のみなさんも評議員会の方も、ほとんどの人達が、まず最初に内田常務理事さんが辞表を出されるのが一番、完璧であるということだと思います。それを大いに期待し願っていると思います」と示した。

 さらに「その次に理事会において理事長が理事に向かって内田常務理事の解任の動議が出せるか、議題として出せるかどうか。第二番目に理事の方が議長でもある理事長に対して動議を出して、内田常務理事の解任動議を出せるかどうか。注目を集めておりますけれども、こうはいかないんじゃないかなと思っております」と予想した。その理由を「大塚学長が第三者委員会で結論を出すと言ってますから。最後に内田さんの常務理事を辞任をするというところが落としどころではないかなと。第三者委員会の最終の結論ではないかなと予想しています」と示していた。

 さらに筒井氏は、田中理事長の解任の可能性を聞かれたが「そこまでは、中の組織を知っている者としては難しいと思います」と明かしていた。

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