悪質タックル問題で加害選手と関学選手の示談が成立…被害者の父がツイッターで明かす

スポーツ報知
奥野康俊氏

 アメリカンフットボールの定期戦での悪質なタックルで負傷した関学大のQB(クオーターバック)の父で大阪市議の奥野康俊氏(52)が1日、自身のツイッターを更新し、日大の加害選手との間で示談が成立したことを明かした。

 奧野氏は「宮川選手との間で、双方の代理人を通じて、示談が成立することになりました。宮川選手の今後の人生を応援したいと思います」と発表した。さらに「SNSから始まりメディアを含め応援いただいた皆さんのお力、その相乗効果の結果、日本で初の事案になるであろう形(捜査継続中)で一定区切りがついた事、心から感謝申し上げます」とつづった。

 今後について「以後の行く末と応対は、政治家の最後の仕事として、教育基本法に照らし、大学の設置基準、税金から支払われる日大への補助金の投入の是非、理事長含め理事の選任の仕方、評議員の選定と役割等、あるべき姿に向け、提言していきたいと存じます。(今後、私は公人の立場ですので、政治の立場からのメディア対応、取材はお受けさせていただきます。)」と記していた。

 ツイッターでは示談書を公開し「宮川君が、自分の正しい意思を貫ける大人になるよう、彼を応援します」と示していた。また「追記」として「示談金30万円は、これまでの交通費、記者会見会場費用など、今後かかる大阪東京、往復の実費交通費など相当額です。弁護士費用は含みません。(今後、私は公人の立場ですので、政治の立場からのメディア対応、取材はお受けさせていただきます。)」と明かしていた。

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