岡田トウキョウダイム優勝…「3x3.EXE PREMIER」関東南地区第1戦

スポーツ報知
トウキョウダイム・岩下達郎(左)とハイタッチする岡田優介

◆3×3.EXE PREMIER 関東南地区(10日、大森ベルポート)

 東京五輪から新種目として採用される3人制バスケットボール「3×3」(スリーバイスリー)の国内男子プロリーグで、関東南地区の第1戦が行われた。決勝戦は5人制男子のBリーグ・京都でもプレーする岡田優介(33)率いるトウキョウダイム(東京・渋谷区)がヨコハマシティ(横浜市)を22―16で下して優勝した。次戦は16、17日に各地区の第2戦が開催される。

 B1リーグでプレーする選手たちが、3人制の舞台でも熱戦を繰り広げた。5人制の元日本代表・岡田は、17―18年のB1リーグで3点シュート成功率36%(9位)を誇る国内トップクラスのシューター。3人制でも勝負強さを発揮し、決勝戦では、20―16から2点シュート(5人制の3ポイントラインからのシュート)を沈め、相手をノックアウト(試合終了の10分を待たずに21点先取で勝利)。勝利の立役者となり「ホッとしている。(勝負強さは)任せて下さい」と笑った。3人制ではチームのオーナーも務め、「2年後(の東京五輪)は自分のチームから五輪選手を出したい」と新たな夢も描いている。

 この日は岡田だけでなく、B1リーグから島根でプレーした渡辺翔太(24)や名古屋Dの大宮宏正(34)、横浜の高島一貴(34)も参加。華麗なパス回しや、高いシュートテクニックを披露し、ファンを魅了した。高島は「もちろん(五輪を)目指したい」と2年後を見据えている。関東南地区だけでなく、各地区のチームでBリーグ選手が急増中。5人制との“二刀流”となって3年目の岡田は「(3人制の)トップチームはBリーグよりレベルが高いんじゃないかなと思う」と、さらなる発展に期待を込めた。(小林 玲花)

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